データ連携やAIによる自動仕訳が高性能

最終更新日:2020.11.2

マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワード社のクラウド会計・確定申告ソフト。従来の会計のやり方を踏まえた上で、金融機関やオンラインサービスとの幅広いAPI連携やAIによる自動仕訳機能で、会計業務・経理業務を格段に軽減できる。

従来の会計のスタイルを踏襲しているので、多少なりとも会計の知識がある人は「振替電秒入力」に使いやすさを感じるだろう。また複式簿記に慣れていない人には「簡単入力」が用意されていて、「借方/貸方」ではなく「収入/支出」、取引内容も「〇〇の代金を△△口座で支払った」など平易な説明で表示できるなど、初心者でも使いやすい入力方式も選択できるようになっている。

データの取り組みや自動仕訳機能の性能はライバルと比べても高い。複数の明細の仕訳を一括で編集できる「一括編集/一括削除」の機能は便利。自動仕訳では口座やクレジットカードの残高に変化が生じたタイミングで仕訳をするが、AIが勘定科目の候補を表示しているので問題なければ「登録」か、計上する必要がなければ「対象外」のボタンを押すだけ。AIの精度はかなり良く、違っていた場合もいったん変更すれば以降の取引ではほぼ間違えない。

API連携でデータを取り込める金融機関やサービスは多い。主要な金融機関はライバルもそう変わらないが、電子決済(〇〇ペイ)/クラウドソーシング/アフィリエイト/eコマースといったサービスとの連携はマネーフォワードが最も充実している。

サポートはチャットとメールで、パーソナルプラス以外は電話サポートはない。ただし、同社のチャット応答率は97.2%、満足度は96.6%に上るし、電話でなければ解決しない問題はあまりない。

料金は個人向けが3プラン、法人向けが3プラン。パーソナルミニは副業などで確定申告をする必要がある人向け。パーソナルとパーソナルプラスの違いは電話サポートの有無だが、操作方法に関する質問が対象で、仕訳や経理業務の相談ができるわけではない。そう考えると年間24,000円の差額を払ってプラスを選んだ方がいい人はほとんどいないのではないだろうか?

法人向けのスモールビジネス(小規模法人向け)とビジネス(中規模法人向け)の差は、部門登録数や仕訳の承認機能、口座残高照会・帳簿残高との突合せの有無、回収消込表の有無など。なお、法人向けの最上位には「エンタープライズ」というプランがあり、債権管理や仕訳の承認機能・変更履歴/業務フローに合わせた権限管理機能などが付く。上場企業やIPOを検討している企業向けで、料金は問い合わせて確認する。

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料金・プラン

【個人】
パーソナル
ミニ
【個人】
パーソナル
【個人】
パーソナル
プラス
【法人】
スモール
ビジネス
【法人】
ビジネス
年払料金(税抜) 9,600円 11,760円 35,760円 35,760円 59,760円
月払料金(税抜) 980円 1,280円 3,980円 5,980円
確定申告書/決算書の作成
銀行・クレジット明細の自動取込
部門登録 2部門まで 無制限
振込データ作成
消費税集計機能
口座残高照会・帳簿残高との突合
見積・納品・領収・請求書作成
毎月自動作成
回収消込表
請求書等の郵送 1通190円 1通170円 1通170円 1通180円 1通170円
取引先の登録数 15件まで 上限なし 上限なし 上限なし 上限なし
サポート(メール・チャット)
サポート(電話)

個人向けの各プランにはマネーフォワードクラウドシリーズの経費/給与/社会保険/マイナンバーが、法人向けには加えて勤怠/社会保険などの機能が付帯する。2020年10月14日現在

会社概要

会社名
株式会社マネーフォワード
代表者名
辻 庸介
資本金
2012年5月
所在地
本社オフィス
〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
URL
https://corp.moneyforward.com/